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2007年3月 5日 (月)

窓山デザインコンテスト審査結果発表!

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2007年2月28日(水)、東京は潮見にある株式会社内田洋行・潮見オフィスの1階エントランスにて、「窓山デザインコンテスト」の公開審査会が開かれました。かつてのマタギの集落であり、現在は定住する人間がいなくなりつつある窓山地区の再生を目的に、ランドスケープ部門と木材活用部門という二つの方向性の再生プランを競った今回のコンテスト。事前登録者数は120人にのぼり、作品応募数は33グループで34点(ランドスケープ部門11点、木材活用部門23点)を数えました。北は秋田県から南は広島県まで、応募者は全国各地に広がり、なかでも愛知工業専門学校からは、授業などでとりあげられたのか多数の応募がありました。応募者の中心を占めたのは二十歳前後の若者たちで、グループでの応募が数多くありました。

選考方法は、各審査委員がランドスケープ部門と木材活用部門からそれぞれ3作品を選んで得点をつけ、得票数の多かった上位5作品の中から、持続可能性や実現可能性などの基礎審査項目を参考にしつつ、各受賞作品を選ぶという、2段階で行われました。

ランドスケープ部門からは、ほぼ異論無く2作品が選ばれましたが、木材活用部門では審査員の意見が割れ、激しく議論がかわされました。最終的には地域性やデザイン性を重視して、全体で最優秀賞1点、ランドスケープ部門と木材活用部門の優秀賞各1点、加えて特別賞として、株式会社内田洋行賞とNPO法人緑の列島ネットワーク賞各1点が選ばれました。

Opus_1_1最優秀賞に輝いたのは、田村裕希さん(東京都)による「窓山再生の森」(ランドスケープ部門)です。地形の分析と、拠点配置、ゾーニングデザインが、適切に行われている点が高く評価されました。本デザイン案が、窓山再生のグラウンドデザインのベースとなる予定です。

Opus_2木材活用部門の優秀賞は、杉浦哲馬さん(栃木県)による「薪のハコ」でした。薪の積まれた懐かしい風景を取り戻すことで、薪を切り出す人と薪を使い火を焚く人とのつながりが描かれています。

Opus_3ランドスケープ部門の優秀賞は、グループ「リサとカスミとアゲミ」(東京都)による「madoyama いえ net.」でした。窓山の将来像として、窓山に活気がもどり、小さくとも次第に家が集まってくるというコンセプトをイメージした作品です。

Opus_4(株)内田洋行賞に輝いたのは、グループ「drawing notes」(神奈川県)による「おこぜまつり」でした。唯一のソフト的な提案で、杉の間伐材と稲わらを活用した火の祭を通して火の消えかけた窓山ににぎわいを取り戻す視点が評価されました。

Opus_5緑の列島ネットワーク賞は、菅原温子さん(秋田県)による「縁側のある生活」でした。過疎の窓山にとって、人が集い、コミュニティ再生の中心的な場として活用できる、現実的な提案が評価されました。

受賞作以外にも

  • 愛知工業専門学校の中濱賢二さんによる「つりーはうす」
  • おなじく愛知工業専門学校による「窓山の自然と共に」
  • 「Team M」の田中裕介さんらによる「里山風継」
  • 「neues」の水野清隆さんらによる「農家に別荘があったなら・・・」
  • 冨田研究室の松浦奈津美さんらによる「キラ☆キラ窓山プロジェクト〜三つの目線と光の道〜」
  • 松本隆永さんによる「窓山道」
  • 野々村真輔さんによる「united」

などの作品が票を獲得していましたが、惜しくも受賞を逃しました。


受賞作品については、この先の窓山再生事業のベースとしてとらえられ、可能なものから複合的に随時実行されていくことになります。

たくさんの登録とご応募ありがとうございました。

後日、全応募作品の掲載や、窓山再生のその後の実現状況などを、随時このWebサイトにアップしていく予定です。2007年5月末には窓山にて本コンテストの表彰式が行われますが、もちろん、その模様もレポートされます。今後とも本サイトにご注目ください。

3月 5, 2007 文化・芸術 |

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